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iPhoneのカラーフィルタを実際に試してみた

iPhoneのカラーフィルタを実際に試し、色の見分けやすさと普段使いの自然さを筆者自身の感覚で比較しました。

今回の検証でわかったこと

5つの配色ペアを5条件で見比べたところ、筆者の場合は「緑/赤フィルタ(2型色覚)」で赤・緑・茶の識別が最も改善しました。

一方で、普段の見慣れた色から大きく変化するため、日常使用では強い違和感もありました。

最も改善した設定
緑/赤フィルタ(2型色覚)

OFF平均 1.6/5 適用時 3.6/5

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iPhoneには「カラーフィルタ」がある

iPhoneのアクセシビリティ設定には、画面上の色を識別しやすくするための「カラーフィルタ」があります。

設定アクセシビリティ画面表示とテキストサイズカラーフィルタ

今回は、グレイスケールと3種類の色覚向けフィルタを実際に切り替えて検証しました。強度はiOS画面に数値が表示されないため、以下のスクリーンショットを実設定の記録として残します。

グレイスケール
iPhoneのカラーフィルタ設定画面。グレイスケールが選択されている
赤/緑フィルタ
1型色覚
iPhoneのカラーフィルタ設定画面。赤/緑フィルタ(1型色覚)が選択されている
緑/赤フィルタ
2型色覚
iPhoneのカラーフィルタ設定画面。緑/赤フィルタ(2型色覚)が選択されている
青/黄フィルタ
3型色覚
iPhoneのカラーフィルタ設定画面。青/黄フィルタ(3型色覚)が選択されている

※設定画面のスクリーンショットは「どの条件を試したか」の記録です。本人の見え方そのものを再現する画像ではありません。

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今回のテスト方法

色の組み合わせを5種類用意し、それぞれがどの程度見分けられるかを0〜5点で評価しました。5に近いほど「はっきり見分けられる」、0に近いほど「色の違いをほとんど判断できない」という本人基準です。

テストした配色ペア

  1. 赤/緑
  2. 赤/茶
  3. 緑/茶
  4. 青/紫
  5. ピンク/灰

検証条件

  1. OFF
  2. グレイスケール
  3. 赤/緑フィルタ(1型)
  4. 緑/赤フィルタ(2型)
  5. 青/黄フィルタ(3型)
赤緑、赤茶、緑茶、青紫、ピンク灰などを比較するiPhoneカラーフィルタ検証用画像
みえいろラボ作成・検証用画像
筆者の色覚について

医療機関で色覚の型を正式に診断された記録はありません。オンラインの簡易テストでは赤緑系の色覚特性を示す結果が出ており、そのうち一つでは「強度のデュータン」と表示されました。この記事では型を断定せず、実際の見え方と使用感を記録しています。

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結果

5条件の平均スコアは次のようになりました。

見分けやすさスコア(5点満点)

OFF

1.6/5

グレイスケール

0/5

赤/緑フィルタ(1型)

2.8/5

緑/赤フィルタ(2型)

3.6/5

青/黄フィルタ(3型)

1.0/5

配色ごとの本人評価(0〜5)
配色 OFF 1型 2型 3型
赤/緑 3 0 5 5 1
赤/茶 2 0 3 5 1
緑/茶 1 0 3 5 1
青/紫 1 0 1 1 1
ピンク/灰 1 0 2 2 1

ここがポイント

  • 緑/赤フィルタ(2型色覚)では、赤/緑・赤/茶・緑/茶がすべて5/5まで改善。
  • 青/紫は2型フィルタでも1/5のままで、すべての色が改善するわけではなかった。
  • グレイスケールは「色を見分ける」という今回の評価では0/5。ただし機能自体が無意味という評価ではない。
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数字では2型フィルタが一番。でも「使いやすい」とは思わなかった

数字だけを見ると、緑/赤フィルタ(2型色覚)が明確に一番でした。それでも僕は「じゃあ普段からONにしておこう」とは思いませんでした。

理由は、画面全体の色が変わることで「いつもの色ではない」という感覚がかなり強く出たからです。

僕はこれまで通常表示を見ながら、「この見え方が赤」「この見え方が緑」と覚えて生活してきました。色の差が広がっても、その色名との対応まで変わると、識別のしやすさとは別の違和感が生まれます。

見分けやすさ改善あり
日常使用の自然さ違和感あり
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実際のホーム画面でも試してみた

緑色のアプリアイコン上に赤い通知バッジを配置した再現イメージ
Duolingoの「緑アイコン+赤い通知バッジ」を想定した公開用再現イメージ

以前から、Duolingoの緑色のアイコンに赤い通知バッジが重なる表示は、通常表示では色の違いが分かりにくいと感じていました。

緑/赤フィルタ(2型色覚)を使うと、通知バッジ自体は通常より見分けやすくなりました。

一つの色の組み合わせが改善しても、画面全体としての見やすさまで同じ方向に改善するとは限りませんでした。

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「見分けやすさ」と「使いやすさ」は別

今回の検証では、次の4つを別々に考えた方がよさそうだと感じました。

  • 色同士を区別できるか
  • 画面全体が自然に見えるか
  • 色名との対応に違和感がないか
  • その設定を今後も使い続けたいか

今回の評価

見分けやすさ
改善あり
最も改善した設定
緑/赤フィルタ(2型色覚)
日常使用の自然さ
違和感あり
筆者評価
効果は感じるが、常用したいほどではない

まとめ

「見分けやすくなること」と
「使いやすくなること」は別だった。

iPhoneのカラーフィルタは、僕の場合、特定の色の識別をかなり改善してくれました。ただ、識別スコアだけでは日常の使いやすさは決まりませんでした。

常時ONにするより、色の識別に困る場面で必要に応じて試す使い方の方が、僕には合っているかもしれません。

ミニ体験

あなたにはどう見える?

同じ画像を見ながら、あなた自身のiPhoneでもカラーフィルタを切り替えて試してみてください。

これは色覚検査・診断ではありません。端末、画面輝度、周囲の明るさ、設定などでも結果は変わります。

みえいろラボ作成の配色比較テスト画像
みえいろラボ作成・検証用画像
① 今の表示条件






② 赤/緑はどのくらい違って見える?




③ この設定を普段も使いたい?


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これ、見てみて

色の見え方を試してほしいもの、ありますか?

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